Retun to HOME PAGE
Retun to PHOTO HOME
BACK
 
NEXT
画像掲示板
OLYMPUS TRIP 35 minareli special

≪カラー編≫  ≪モノクロ編≫

2006. 12. 27
OLYMPUS TRIP 35 minareli special
D.ZUIKO 40mm F2.8

シャッター: 1/30〜1/250秒
絞り: 2.8 〜 22, AUTO
露出調節: セレン光式露出計、プログラムEE
        (ASA25〜400)
        1/30秒固定で絞り選択(フラッシュモード)
撮影距離: 0.9m (3 ft) 〜 ∞、目測式
        1m, 1.5m, 3m, ∞にピクトグラム、クリック
ファインダー: 一眼式
ブライトフレーム付
巻上げ: ノブ巻上げ、セルフコッキング、二重露光防止付
      順算自動復元カウンター、クランク式巻戻し
フィルム: パトローネ入り35mmフィルム
画面サイズ: 24x36mm

116W×69H×56D  約410g
1968年発売
発売時定価: 14,800円

オリンパス光学から発売されたオリンパスペンの35mmフルサイズ版とも言うべき簡便カメラである。
とは言いつつもちょっと広角気味の40mmF2.8ズイコーレンズにF2.8・1/30秒〜F22・1/250秒の
プログラムシャッターとゾーンフォーカス4点距離調節ができる本格仕様である。
カメラを下から見れば数値距離表示ゲージが読み取れて目測での距離制御が可能になるし、
露光オーバー・アンダーでは赤ベロがでてシャッターがロックされる。
ファインダーを覗くと、
右下には絞りと距離ピクトグラムが直視できる。
ネーミングの文字通りお任せカメラにもベテランのサブカメラにもなる優秀機である。

実はこのカメラはJFC会のカメラ仲間minareliさんが特別にチタングレー塗装をして下さったもので、
世界に1台だけのスペシャルモデルである。 私MADAMのMに赤が入っている。
加えて貼皮はこの塗色に似合うように細かいシボのシックなものになり、キャップも同色ペイントになっている。
カメラの基本性能はオリジナルのトリップ35のままであるが、そのグレードが数段上がった逸品である。
2006年12月にリニューアル完成で届いたのでご紹介する次第である。

モノクロの試写はせっかく「青春18きっぷ」があるからと姫路城に出かけた時に撮ってみた。
いつもどおり試写には定番のネオパンSSを使用、お任せEEで全て撮影してみた。
この日は曇天で、たまに薄日が射す程度だったのでコントラストはでにくいが、
それでもこのトリップ35は外観一新を意気に感じてくれたのか実に良く景色を写しとってくれた。

 

1. 久しぶりなのでとりあえずお堀端を一周してみたが、美しい風景はン十年前そのままだった

 

2. 壮麗な姫路市立美術館はこの裏口からの眺めがシックで美しい

 

3. 濠に映る白鷺城の天守はことのほか美しい姿を見せる

 

  4. いよいよ菱の門から入城するが、いつの間にか入城料が600円になっていた

 

5. 入城したらほんの暫し陽が射した
このような陽射しだとズイコーらしいカリッとした描写が際だってくる

 

6. 築城や修理にあたりその印として瓦にはその工事者の紋瓦が使われていた
城内の一画にはそれらを集めて一堂に展示する碑が建てられていた

 

7. 姫路城は別名白鷺城と称される美しい天守を誇っている
そばまで行って見上げるとその大きさと美しさに圧倒される

 

8. 天守閣のてっぺんに登り、その窓から南方、姫路市街を眺めると実にいい見晴らしである
正面は飾磨港、見通しが良ければ奥に四国、左方に淡路島、右方に小豆島が望める

 

カラー編はこちら

OLYMPUS TRIP 35 minareli special / D.ZUIKO 40mm F2.8
   
FUJIFILM NEOPAN SS / ND-76 1:1 23℃ 7分

inserted by FC2 system