Retun to HOME PAGE
Retun to PHOTO HOME
BACK
 
NEXT
画像掲示板
OLYMPUS TRIP 35 minareli special

≪カラー編≫  ≪モノクロ編≫

2006. 12. 24
OLYMPUS TRIP 35 minareli special
D.ZUIKO 40mm F2.8

シャッター: 1/30〜1/250秒
絞り: 2.8 〜 22, AUTO
露出調節: セレン光式露出計、プログラムEE
        (ASA25〜400)
        1/30秒固定で絞り選択(フラッシュモード)
撮影距離: 0.9m (3 ft) 〜 ∞、目測式
        1m, 1.5m, 3m, ∞にピクトグラム、クリック
ファインダー: 一眼式
ブライトフレーム付
巻上げ: ノブ巻上げ、セルフコッキング、二重露光防止付
      順算自動復元カウンター、クランク式巻戻し
フィルム: パトローネ入り35mmフィルム
画面サイズ: 24x36mm

116W×69H×56D  約410g
1968年発売
発売時定価: 14,800円

オリンパス光学から発売されたオリンパスペンの35mmフルサイズ版とも言うべき簡便カメラである。
とは言いつつもちょっと広角気味の40mmF2.8ズイコーレンズにF2.8・1/30秒〜F22・1/250秒の
プログラムシャッターとゾーンフォーカス4点距離調節ができる本格仕様である。
カメラを下から見れば数値距離表示ゲージが読み取れて目測での距離制御が可能になるし、
露光オーバー・アンダーでは赤ベロがでてシャッターがロックされる。
ファインダーを覗くと、
右下には絞りと距離ピクトグラムが直視できる。
ネーミングの文字通りお任せカメラにもベテランのサブカメラにもなる優秀機である。

実はこのカメラはJFC会のカメラ仲間minareliさんが特別にチタングレー塗装をして下さったもので、
世界に1台だけのスペシャルモデルである。 私MADAMのMに赤が入っている。
加えて貼皮はこの塗色に似合うように細かいシボのシックなものになり、キャップも同色ペイントになっている。
カメラの基本性能はオリジナルのトリップ35のままであるが、そのグレードが数段上がった逸品である。
2006年12月にリニューアル完成で届いたのでご紹介する次第である。

そこで試写であるが、カラーの部ではちょっと用事で出かけた道すがらのスナップで撮ってみた。
トリップ35の写りは定評どおりのシャープなズイコー、なんの不満もない。
明るいところでF8程度に絞られていれば3mにしておいてパンフォーカスのスナップができる。
絞りが開いた状態の暗さや無限大でのきちんとしたピントが欲しい時も距離調節できちんと写せる。
実に真面目で良くできたカメラが格上の外観で蘇った喜びを味わえた。

 

1. いつもの定番試写ポイント、我家の近所のY字路

 

2. 近所の松並木の松はコモを巻いて冬支度は万全であった
至近距離の3ftも目測がきちんと合えば極めてシャープ

 

3. 我家の近所には大病院が2つあるのでしょっちゅう救急車が走っている
チョイと流してみた追い写しでもカメラはちゃんとついてくる

 

  4. 阪急電車で梅田に出た時に梅田のホームで1枚
これは最新型のクロスシートの特急車、実に乗り心地がいい

 

5. 阪急梅田駅のホーム下構内でのスナップ
開放に近く、シャッターもスローになっているが周辺まできちんと写っている

 

6. 阪急梅田駅からJR大阪駅への歩道橋から北側の御堂筋を撮ってみた
遠景まできちんと写っていてこのシャープ感は気持ちがいい

 

7. 良くも悪くも梅田北のシンボルになったヨドバシカメラを歩道橋からパチリ
ここは傍に寄ってカメラを向けると警備員が「写すな」と文句を言ってくる

 

8. そろそろ目的地に近づいた大阪駅から1駅目の塚本駅前
パンフォーカスだとこのようなスナップが気楽に撮れる

 

モノクロ編はこちら

OLYMPUS TRIP 35 minareli special / D.ZUIKO 40mm F2.8
   
KonicaMinolta Centuria 400S-II

inserted by FC2 system