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FUJICA RAPID S2
≪ リベンジ編 ≫
2007. 9. 1 / 4
FUJICA RAPID S2
FUJINAR-K 2.8cm F2.8
 (3群3枚)

シャッター: SEIKOSHA #000 Program
絞り: 2.8 〜 16, AUTO
露出調整: セレン光式内蔵、プログラムEE
        EV8(1/25, F2.8) 〜 17(250, F16)ASA100
        (ASA25-200)、マニュアル時1/25秒
撮影距離: 0.8m 〜 ∞、前玉回転、目測ピクトグラム付
ファインダー: ブライトフレーム付、0.4倍
巻上げ: レバー巻上げ、セルフコッキング、二重露光防止
      逆算式自動復元フィルムカウンター
フィルム: ラピッドカートリッジ35mmフィルム 16枚撮り
画面サイズ: 24x24mm
130W×61H×57D  480g

1965年6月発売
発売時定価: 14,000円 (ケース別 1,000円)

フジのラピッド式カメラで基本はプログラムEE、画面サイズは24mmx24mmのスクエアサイズ16枚撮りである。
ダブルカセット方式で巻戻しは不要である。 送り出しカセットのツノでASA感度は自動設定される。
この横長スタイルのデザインが私は好きだ。 スペック表は日本カメラ、カメラ年鑑1966年版から引用した。

受け側の空カセットに変形や傷みがあってスムーズに入らないと、押し込んでフィルム送りする構造のため途中でフィルムがジャムってしまう。 また巻直しなどでフィルムの感度がカセットのツノと合わないと感度設定が違ってしまい、カメラ側に感度設定や露出補正機能がないため感度を補正することができない。

前回(8月12日)の試写ではフィルムのジャムを起こし、涙涙の失敗であった。
今回はリベンジ編として調子のよいカセットを用意してカラーポジを詰めたが、このカセットのツノが”E”、
感度設定はASA64である。 詰め替えたフィルムはフジのセンシアIIIなのでISO100、どうするべぇ。
仕方ないので感度差2/3EV分カメラのツノ受けピンを+1mm押し込みセロハンテープで固定した。
ところがチョイとばかり1mm以上押し込みすぎたようで1EVアンダーポジが上がってしまった・号泣
何とかスキャンと補正で救える範囲だったので、ギリギリでリベンジ成功ということにした。
廃版規格のフィルムを使うカメラというのは非常に苦労する・滝汗

 

1.リベンジ試写は自宅近所の京大農場

 

2.旧講堂、現在の倉庫の佇まい

 

3.この旧講堂は何ともいい雰囲気の建物である

 

4.汚い窓ガラス越しで講堂の室内を撮ってみたが、難しい光をここまで写しとれば立派なもの

 

5.至近距離の0.8mで撮ってみたが、チョイと目測を誤ったかしら・・・  (・・;)

 

6.所変わってここは大阪市内桜宮の大川端、遠景もなかなかよろしいようで

 

このカメラはビュッカーさんのご厚意でお譲りいただきました。
ビュッカーさんの試写レポートもご覧下さい。  ビュッカーさんの試写ページ
お送りいただく時にきちんと整備していただきましたので、実に快調でありました。
カートリッジの関係で露光アンダーになり、もう一つさえない試写結果になりましたが、
お任せEE露光が揃っていました。 ビュッカーさん、ありがとうございました。
また、フィルム現像にご協力いただきました
SCRさん、ありがとうございました。

実はこのカメラはkanさんと、機材は別のものですが同時試写になりました。
こちらでご紹介されていますので、kanさんの試写レポートもご覧下さい。  kanさんの試写ページ

 

失敗編はこちら  kanさんの試写ページ
FUJICA RAPID S2 / FUJINAR-K 2.8cm F2.8
   
FUJICHROME Sensia III (フィルムを詰め替え、SCR現像所で現像)

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