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OLYMPUS TRIP XB3 Big Finder
2007. 3. 10
OLYMPUS TRIP XB3 Big Finder
OLYMPUS LENS 34mm F6.3 (3群3枚)

シャッター: 電子式プログラム1/50〜1/250秒
絞り: (1/50),6.3 〜 (1/250),16, AUTO
露出調節: プログラムEE、ISO100,200,400はDX対応
フラッシュ: 低輝度自動発光
撮影距離: 固定焦点 1.5m 〜 ∞ パンフォーカス
ファインダー: 逆ガリレオ式0.86倍大型
巻上げ: 自動フイルム巻き上げ・巻き戻し、
      途中巻き戻し可能、
順算自動復元カウンター
フィルム: パトローネ入り35mmフィルム
画面サイズ: 24x36mm
電源: 単3電池2本

122W×73.5H×49D  約180g(電池含まず)
1996年5月発売 2001年まで製造(中国製)
発売時定価: 11,000円・ケースつき

オリンパス光学から発売されたちょっと持って出るのにお手軽なスナップカメラで、
その愛称どおり大きく見えるファインダーがついていて、とてもフレーミングがし易い。
暗めの広角レンズを装備し、距離調節なしのパンフォーカスカメラに仕上げることにより
ピンボケ失敗をしないように、また、EV11(1/50秒)以下ではフラッシュ撮影と割り切り、
手ブレ失敗を防ぐように親切な設計が為されている。 日中戸外なら十分に撮影できる範囲の
プログラムシャッターを備えることによりまず失敗のない写真が撮れる。
AFなしでコストカットし、TRIPの名に恥じないこの優れたコンセプトにより5年間のロングセラーとなった。

実際にこのカメラを使ってみると、見やすいファインダーで撮影対象を容易に把握でき、
あとはシャッターを押すだけ、実に手軽に使える。 スライド式レンズバリアがシャッターロックを兼ねているので、
シャッターさえ押せればまず間違いなく写真の撮れる実に優れたバランス感覚を持ったカメラであった。

試写はせっかく「青春18きっぷ」があるからと、ホントに久しぶりに岐阜県養老に出かけた時に撮ってみた。
いつもどおり試写には定番のネオパンSSを使用し、狙って押すだけ撮影してみた。
この日は歩け歩けの山道で、天気は良かったが日向はピーカン、日陰は薄暗いという酷な条件だったが、
それでもこのトリップXB3はまるで問題なく実に良く景色を写しとってくれた。

 

1. 最寄り駅は近鉄の養老駅、ここもご他聞に漏れぬ閑散ローカル線で3セク移行の噂もちらほら

 

2. 養老駅構内の名物、瓢箪棚が来ましたよぉの雰囲気を盛り上げる
さすがにこの暗さではフラッシュが勝手に発光、キャンセルは効かないが良好な補助光になっている

 

3. 養老駅の駅舎は昔ながらの駅という雰囲気をよく保っている

 

  4. 駅から養老の滝までは川沿いの登り道、その道すがらにはこれもよくある寂れた遊園地がありました
行列ができても大丈夫な入場ゲートの9割は閉められ、余計に寂れようが目立ってしまいます

 

5. 遊園地から道路を挟んだ公園にも人影はほとんどなく、凝った水飲み場が哀れを誘います

 

6. 一応寄れる限界1.5mまで寄ってみましたが、絞られているためか余裕の描写でありました

 

7. 遊園地と公園を過ぎると本格的な沢沿いの登り道となり、このような民家も見えてきます

 

8. さぁさぁここから養老の滝まで小一時間、せっせと歩いて登りましょう

 

9. 途中道ばたで何軒かの料理旅館を見かけましたが、さほど繁盛してるようには見えませんでした

 

10. 順路の路傍、所々にこのようなベンチがあって暫し休憩ができます
お年寄りや足腰の弱い人にはありがたいものなんでしょうね

 

11. やっと養老の滝に着きましたよ、謂れ書きの看板でもじっくり読んで景色を楽しみましょう

 

OLYMPUS TRIP XB3 Big Finder / OLYMPUS LENS 34mm F6.3
   
FUJIFILM NEOPAN SS / ND-76 1:1 24℃ 7分

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