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YASHICA minister F2.8
2006. 10. 22
YASHICA minister
YASHINON 4.5cm F2.8

シャッター: COPAL-SVL (MXV) B, 1 〜 1/500
絞り: 2.8 〜 16
露出調整: セレン光式内蔵、LV直読(ASA10-800)
撮影距離: 0.8m (2.6 ft) 〜 ∞、直進ヘリコイド繰出
ファインダー: 一眼式距離計連動、
         パララックス自動補正ブライトフレーム付
巻上げ: レバー巻上げ、セルフコッキング、二重露光防止付
      手動セット順算式フィルムカウンター、底面クランク巻戻
フィルム: パトローネ入り35mmフィルム
画面サイズ: 24x36mm
136W×85H×72D  760g

1960年2月発売
発売時定価: 14,500円

ヤシカ35mmレンズシャッターRFカメラの基本形を築いたエポックとなるカメラである。
セレン光電式露出計を装備し、当時最先端のLVシステムを採用した。
LVシステムでは露光量をLV値という数値に置き換え、LV値1段がシャッター、または絞りの一段に相当する。
メーターで示されたLV値を鏡筒の指標に移せば適正シャッターと絞りが決められる。
シャッターと絞りの組合せはシャッターリングを回すことによって同一露光のままで変えられる。
反対に半絞り開けたいとか一絞り絞りたいとかの過不足調整はやりにくく、今となっては使いにくい方式である。
レンズはF2.8付とF1.9付の2種が供給され、いずれも後につながる優秀なヤシノンレンズとして好評を博した。
当時は相当売れてベストセラーとなり一時代を作ったカメラである。

 試写は私の自宅からすぐの八丁松原、今の枚方街道(国道170号)沿いを散歩しながら撮影した。

 

1.いつもの自宅町内二又道路

 

2.最短撮影距離の0.8m

 

3.高槻城から西国街道へ通じる道には当時からの松並木が保存されている
この道路は八丁松原と呼ばれ、並木道は低い土塀と用水(現在は暗渠)で挟まれている

 

4.並木の旧道の西側には新たに国道170号(枚方街道)が並行して走っている
国道を挟んだ向こう側は広大な敷地に緑溢れる大阪医科大学のキャンパスと病院がある

 

5.並木道沿いには昔からの祠も奉られている

 

6.今は暗渠となっている用水が北端では顔を出し、並木から外れて行く

 

7.並木道の東側には古い住宅街が広がっている

 

8.昔からのお宅もさすがにリフォームされているのが多くなり、昔ながらのお宅は少なくなった

 

9.住宅街の一角にある昔からのたばこ屋さんも自販機やらクリーニング取次やら、いろいろ大変みたい

 

10.近接で自販機を撮ってみたが、ヤシノンはやっぱりいい

 

YASHICA minister / YASHINON 4.5cm F2.8
   
FUJIFILM NEOPAN SS   ND-76 1:1 23.5℃ 7分

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