シャッター: COPAL SV B, 1 〜 1/200秒 絞り: 2.8, 4, 5.6, 8, 11, 16, 22 距離調節: 目測 1.5m 〜 ∞ ファインダー: アルバダ式
120タイプブローニーフィルム使用、6x6判、 フィルムゲートマスク併用にて6x4.5判 赤窓確認式レバー巻上げ
1955年発売 発売時定価:
巻き上げは左手レバーで、ラチェット式に何度か分割して巻上げ、巻き止めを赤窓で目視して決める。 セミ判で撮るときには別途添付のセミ判マスクをフィルムゲートにはめ込み、接眼レンズ右下のフレーム切換レバーでファインダー内にマスクを出す。
ズイコーで一番問題になるレンズの白濁であるが、バラしてオキシドール洗浄したら微細なカビ痕は残ったものの、各部清掃とチェックで蛇腹もOK、使用に差し支えないと判断したので試写をしてみた。 試写はいつものとおり自宅近所でお手軽にやったが、シャープでスムーズなボケの好ましい結果を得られた。 F2.8という大口径のため、絞っても中心部に比べ周辺部の崩れが少々気になる。 前玉回転式の宿命とも言えようが、近距離ではこの崩れが目立ってくる。 最短撮影距離が通常の1mより遠い1.5mというのもこの現れかと推測する次第である。
OLYMPUS CHROME SIX V / Olympus ZUIKO F.C. 7.5cm F2.8 AGFA APX 100 ND-76 1:1 23℃ 8分