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MINOLTA MAC-TELE

MINOLTA MAC-TELE QUARTZ DATE
MINOLTA LENS 38mm F2.8、4群4枚
         / 80mm F5.6、6群7枚

赤外線アクティブAF マルチビーム(5点測距)、
         0.7m〜∞ AFロック ステップ数25
シャッター: 電子制御プログラム式 1/8秒〜1/400秒
露光調整: AF情報と連動する多分割測光プログラムAE
        EV6〜17(F2.8、1/8秒〜F18、1/400秒)
フイルム感度: DX自動設定 ISO50〜3200
ストロボ: 内蔵ポップアップ(80mm使用時)
      低輝度時・逆光時自動発光、発光停止、
      強制発光 充電1.8秒
  連動範囲:38mm時0.7m〜4.5m、80mm時0.7m〜4m
ファインダー: 実像式 倍率0.48倍(38mm時)
        /1.0倍(80mm時) 視野率85%
フィルム給送: オートローディング自動巻き上げ、巻き戻し
         途中巻き戻し可能
電池: 2CR5×1

135.5W×75.5H×60D  約355g
1988年6月発売
発売時定価: 47,800円(電池付)、ケース2,000円

写真 (上)38mm、(下)80mm

コンパクトカメラが一般のファミリーカメラとして普及してきた頃これらについているレンズは35mm〜40mmの焦点距離になっており、少し広角気味の設定となってきていた。 旅先で風景や記念写真を撮るには便利ではあったが、昔に比べて望遠効果、ボケ効果には乏しく、ちょっとひとひねりした写真が撮りたい、でも一眼レフでは大げさだ、というユーザーに向けて1987年から1989年にかけて望遠レンズ機能を付加した2焦点カメラが提供された。
1989年頃からはズームレンズを装備したカメラに移行してゆくことになる。

このカメラはミノルタから供給されたもので、ワイド側の解放F2.8、望遠側の80mmがウリである。
他社では望遠側55mm〜70mmのものが多い中、ちょっぴりのアドバンテージを誇っている。
その代わりワイド側が38mmと35mmが多い他社のものより若干長焦点にシフトしている。
クリエイティブ・フィルターセット(ソフト、フォギー、スノークロスのフィルターセット 2,500円)や使うと105mmになる専用テレコンバーターレンズ(8,000円)も用意され、写真心をくすぐる仕組みになっている。
1989年6月に発売されたライカAF-C1のOEM元モデルでもある。

このカメラはジャンク保証なしのものを入手したが、ストラップがちぎれている以外きれいであった。
そこで無調整のまま、所用で出かけるときにフィルムを詰めて試写に持ち出した。
撮影は道すがらのブラ撮りであるが、カメラ任せのAF/AEで問題なく撮影できた。
ワイド側、テレ側とも実用に十分な描写が得られ、これ1台で普段の撮影は十分賄える。

おきまりの定番試写ポイント、
我が家の近所の二股道路

上が38mm、下が80mmである

家の前にある高架下駐輪場、バイクコーナー    38mm
路上で見かけたバイク    38mm
裏通りにある小さなカラオケ屋    38mm
最近は大衆居酒屋も凝った造りで客の目を引く    38mm
ほぼ最短撮影距離    38mm
裏通りにある商店、何か目立たせないと客は寄ってくれない    38mm
これはミスター・ドーナッツ    80mm
2005. 7. 17

MINOLTA MAC-TELE QUARTZ DATE
MINOLTA LENS 38mm F2.8 / 80mm F5.6
KODAK HD 400

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