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MINOLTA HI-MATIC SD2
2007. 4. 14
MINOLTA HI-MATIC SD2
MINOLTA LENS 38mm F2.8 (3群4枚)

シャッター: 電子式プログラム 1/4〜1/450秒
絞り: F2.8・1/4秒 〜 F17・1/450秒
撮影距離: 0.8m 〜 ∞目測式、ピクトグラム併用
ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0.5x
露出計: CdS受光体使用、プログラム制御
感度範囲: ASA 25 〜 400
日付写し込み: 手動セット、on/off可
巻上げ: 1作動レバー巻上げ、クランク巻戻し
      裏蓋開によりカウンター自動復元
フィルム: 35ミリ135規格パトローネ入フィルム
画面サイズ: 24x35mm
電池: 単3乾電池2個

128W×81H×51D  約330g
1981年6月発売
発売時定価: 34,800円

ミノルタハイマチックSシリーズの発展改良型で、この機種がゾーンフォーカス目測式としての最終型となった。
SDのセルフタイマーが電子式となり、巻戻しクランクが底部から上部へ変更となった。
セットボタンを押すと日付窓に照明がつき、ダイヤルを回して日付をセットする。
日付は81年から95年の間でセットできる。 フィルム装填して1枚目になるまでレバーがフリーで巻き上がる。

この機材はTさんという方がまとめて放出された中の1台をkanさんを通じていただいた。
ジャンクと言うことであったが、各部チェックで問題なさそうなのでそのまま試写に持ち出した。

試写はいつもながらのお手軽スポット、近所の京都大学実験農場で行った。

 

1. 自宅前の高架下駐輪場で撮ってみたが、他のカメラでは見ない不思議な写り方をした
フォーカスの合ったスクーターが周囲から浮き上がっているように見える

 

2. 至近距離の0.8mで撮ってみたが、評判どおりなかなか優秀な写りである

 

3.ピーカンの京都大学実験農場、パンフォーカス的な撮影でも近景・遠景とも立派

 

4. その事務棟をアップで撮ってみたが、歪みもなく精緻に撮れている

 

5. 中庭と今は物置に使われている講堂が斜光の中いい雰囲気で撮れた

 

6. その講堂の壁面を今度は順光で撮ってみたが、斜光の柔らかい光をよく捉えている

 

7. 講堂の中は一部作業場になっていたが、汚い窓ガラス越しで撮った室内は
難しい光線条件ながらコントラスト、ディーテイルに破綻なく見事に写し撮っている

 

8. 講堂の入口側で、日陰になっているが細部まで良好な描写が得られた

 

9. 完全逆光の酷な条件でも良く堪え忍んでいる

 

MINOLTA HI-MATIC SD2 / MINOLTA LENS 38mm F2.8
   
FUJIFILM NEOPAN SS  ND-76 1:1 23.5℃ 7分

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