宮城くりでん紀行
			2006. 7. 17
		JFC会の布袋さんが仙台に行くという話があり、急遽一緒に行くことにしました。 仙台にはJFC会の亜哉さんが住んでおられ、「案内したげるよ」とお声がかかっていたのです。 そこに米沢在住のトムさんが合流することになり、亜哉さんの車で４人連れの撮影行となりました。 朝、私と布袋さんが仙台空港に到着すると亜哉さんとトムさんが出迎えに来て下さっていて、イザ出発。 生憎の雨模様ではありましたが、雨も風情のうちなどと嘯きながら東北道を一路北にひた走り、石越−細倉マインパーク前間のローカル私鉄くりでん（くりはら田園鉄道）を訪れました。 あいにく一日中雨模様でしたが、くりでんの名所と終点細倉の鉱山住宅跡をたっぷりご案内いただきました。 すっかりお世話になってしまいました、ありがとうございました。 　くりはら田園鉄道は東北本線石越駅から細倉マインパーク前を結ぶ非電化のローカル私鉄で、宮城県最北部に位置します。 前身は１９１８年設立の栗原軌道株式会社というナローゲージの貨物鉄道、その後１９４１年に国鉄ゲージに改軌され栗原鉄道となり、１９５５年電化で栗原電鉄となった由緒正しき鉄道であります。当初は細倉鉱山からの貨物輸送が主たる目的だったようです。 　１９８７年に肝心の細倉鉱山が閉山となり１回目の存続の危機を迎え、１９９０年に鉱山跡に遊園地を併設し細倉マインパークというテーマパークとして開園しましたが客足ふるわず、１９９３年に第３セクターに移行、その時に電化を廃止し非電化気動車旅客運転の路線に転換しました。 しかし経営は改善されず、２００７年３月を持って廃止されることが決まった典型的な地方私鉄です。
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１． 沢辺駅のタブレット交換装置　　　75mm

　

２． 沢辺駅の静かな構内　　　75mm

　

３． 津久毛変電所跡　　　75mm

　

４． 変電所跡に残る廃棄設備　　　75mm

　

５． 変電所跡に隣接する社員住宅跡　　　75mm

　

６． 津久毛駅に進入する石越行き列車　　　75mm

　

７． 津久毛駅に停車する先ほどの列車　　　75mm

　

８． 雨に煙る細倉鉱山住宅跡　　　150mm

　

９． 今は空家となった鉱山住宅　　　75mm

　

１０． 人気のない住宅は荒れ始めていた　　　75mm

　

１１． 今は廃駅となった旧細倉駅の構内　　　75mm

　

１２． もう役目を終えた車止め　　　75mm

　

１３． 撤去されたままずっと置かれているレールと旧式転轍機　　　75mm

　

　

１４． 細倉マインパーク前駅の裏手に野ざらしのまま放置されている電鉄時代の機関車と貨車　　　75mm

　

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