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正月明けの京都旧市街
京都の正月は初詣の人の波でごった返す。 最寄りの駅や停留所から神社への道などは、どこからこれだけの人が来ているのか、と思うくらいの人出があり、電車やバスもすし詰め状態になる。 それでも一筋道を外れると静かな佇まいが遠慮がちな華やぎを感じさせる。 特に年々「松の内」が感覚的に短くなってきており、1月も4日になると普段以上に静か、というより年初の仕事が始まるまで寂しい街になってしまう。 この錦通の商店街も飾り付けは正月ながら閑散とした雰囲気を醸していた。
こちら京都府立博物館の1階ロビーにあるサロンや料理屋、土産物店も人はまばらであった。 店には悪いがこれくらいまばらな方が昔の京都風になじんだ者には落ち着く。
高倉通、麩屋町通あたりになるとささやかな正月飾りと正月休業の看板、そろそろ商売はじめの準備作業が見られる。 人はほとんど出歩いていない。
木屋町通から先斗町通をのぞくと歌舞練場が見える。 こちらも人影はない。
先斗町に入ってみると、さすがに開けている店もそこそこあって人通りもある。 でも、普段のすれ違う人と肩が触れあって苦労するような混雑ではなかった。
鴨川の河原には、寒くてもやっぱり二人連れがいる。
先斗町の路地の小さな社はきちんとお祭りされていた。
2003. 1. 4

Konica HEXAR BROWN / HEXAR 35mm F2 / Konica JX-400

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