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水上バスで隅田川の川下り
隅田川を舟で下るのは何年ぶりだろう。 子供の頃に乗って以来だからン十年ぶりになる。 その時の記憶はほとんど失せているが、川から見る町並みをずっと飽きずに見ていた覚えがかすかにある。
この日、寒い秋が来たと騒いでいた年にしてはうららかな日和で、思い立って乗ってみた。 当時見た木造の橋はなくなっており、ズズ黒くて都電の走っていた勝鬨橋もすっかり明るい色になっていた。 鉄骨やコンクリートの無骨な橋よりもスマートで近代的なデザインの新しい橋が多く、新鮮な感動もあった。
昔ながらの風景と、超高層ビル群で見違えるようになった川沿いの両方の風景を堪能した40分であった。
東京は比較的良く訪れるが、いつもとは全く違った視点で眺める東京もまた、乙なものであった。

水上バスというには豪華で大型のきれいなもので、「海舟」という500人は乗れそうな総キャビンの船であった。 船に乗るならオープンデッキで風を受け、と決めているので、わずかなオープンスペースの最後尾に陣取り水の臭いを楽しんだ。

こちらも前日のTDS同様に楽しむ方が先決、ということで「日記」としてみていただきたい。

浅草を出航して暫く行くとJR総武線をくぐる。
途中で神田川の合流点を見ることができる。
両国橋では船の頭が橋をかすめる。
外国人観光客も結構乗っていた。(新大橋のあたり)
新大橋は、さすが「新」がつくだけにモダンなデザインである。
清洲橋をくぐるとだんだん高層ビルが増えてくる。
途中合流する川や運河の境界にもユニークな橋や水門が。 勝鬨橋をくぐると水上の視界がググンと開けてくる。
川下から勝鬨橋を望むと、高層ビルが建ち並ぶリバーサイドが一望できる。
振り返るとレインボーブリッジが遠望できる。
日の出桟橋までもう少し、というところで浜離宮恩賜庭園に立ち寄る。
これは川鵜か、海鵜か・・・
水辺を高架で「ゆりかもめ」が快走する。手前に集うはホンモノ? 伊豆航路の竹芝を横目に日の出桟橋へ。
これが私を船旅に誘ってくれた「海舟」です。
2002. 11. 10  MINOLTA DiMAGE7
MINOLTA GT 7.2-50.8mm F2.8-3.5 (28-200mm相当)
ISO:AUTO / Program AE / 画質:標準・JPEG / サイズ:最大(2560x1920)

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