|
||||||
Panasonic LUMIX DMC-FX9
赤外線撮影用に改造 (IR82、IR76) |
||||||||
2009. 2. 1〜11
|
||||||||
|
||||||||
松下電器産業から発売されたコンパクトデジタルカメラで、
ライカレンズを装備し、光学式手ぶれ補正機構を内蔵した高級機である。 |
ジャンクで入手した同機をニコイチ再生したついでに赤外線撮影対応に改造してみた。
改造手順の詳細は省略するが、IR76とIR82という2種類を作ってみた。 IR76フィルターは若干赤色光も通すので、コニカ赤外フィルムのイメージで、IR82フィルターは 可視光を完全にカットするので、コダック赤外フィルムのイメージで撮れるのではないかと思った次第である。 試写は数回に分けてノーマル機と比較して行った。 |
いろいろ撮ってみたサンプルを並べてみる。
IR76 F2.8 1/125s ISO:80 本曇り |
IR82 F2.8 1/100s ISO:80 |
IR76 F5.6 1/125s |
IR82 F2.8 1/80s ISO:80 |
IR82 F2.8 1/50s ISO:80 |
IR76とIR82の同一シーンで比較してみる
IR76 F2.8 1/320s ISO:80 |
IR82 F2.8 1/60s ISO:80 |
同じシーンをIR76、IR82、通常B/W、カラーで撮ってみた。
画像をクリックすると長辺720ピクセルの画像が別画面で開く。
IR76 F2.8 1/250s ISO:80 | IR82 F2.8 1/60s ISO:80 |
B/W F5.6 1/500s ISO:80 | COLOR F5.6 1/500s ISO:80 |
たまたまコニカ赤外フィルムで撮ったのがあったので、これも比較で添付する。
ただし、コニカ赤外で撮ったのが真夏のピーカン、今回の試写が真冬の晴と赤外線量が違い、
時間帯も真夏の午後と真冬の午前という差があるので、単純に比較できない。
雰囲気を感じていただければ、と思う。
画像をクリックすると長辺720ピクセルの画像が別画面で開く。
IR76 F2.8 1/250s ISO:80 | IR82 F2.8 1/50s ISO:80 |
B/W F5.6 1/200s ISO:80 | COLOR F5.6 1/200s ISO:80 | Konica IR750 F5.6 1/125s |
それよりも、IR82の方が約2EV感度が落ちることで、これが撮影時の制約になるかも知れない。
並べてみてやっと分かる程度の差異なので、要は好みでどちらかを使えばいいと言うことになるだろう。
使いやすいIR76か、本格的なIR82か、悩ましいところである。
Panasonic LUMIX DMC-FX9/IR76/IR82 LEICA DC VARIO-ELMARIT 5.8-17.4mm F2.8-5.0 ASPH (35mm判換算35-105mm) |