一里塚｜PHOTO 070607-2

OLYMPUS TRIP JUNIOR

2007. 6. 7

OLYMPUS TRIP JUNIOR
OLYMPUS LENS 33mm F4.5　（３群３枚）

シャッター：　1/125秒　メカニカル単速
絞り：　16(400)、11(200)、8(100)、4.5（フラッシュ）
露出調節：　なし、ISO100,200,400で絞り変化
フラッシュ：　手動セット発光
撮影距離：　固定焦点１m ～ ∞ パンフォーカス
ファインダー：　逆ガリレオ式、低輝度時赤色LED発光
巻上げ：　自動フイルム巻き上げ、スイッチ巻き戻し、
　　　　　　途中巻き戻し可能、順算自動復元カウンター
フィルム：　パトローネ入り35mmフィルム
画面サイズ：　２４ｘ３６mm
電源：　単３電池２本、CR2025(DATE)

122.5W×69H×49.5D　　約210g（電池含まず）
1990年3月発売
発売時定価：　14,000円・ケースつき

オリンパス光学から発売されたお手軽簡単スナップカメラで、写ルンですとほぼ同レベルの仕様である。
暗めの広角レンズを装備し、距離調節なしのパンフォーカスカメラに仕上げることによりコストカットしている。
絞りは感度と連動して３段階に変わるが、絞り調節は前提としていない。
基本的には日中戸外でフィルムラチチュードに頼って写す単速カメラである。
とにかく廉価で簡単カメラを供給しようとしただけのものである。

試写はコンセプトに合わせて日中戸外を撮影、万博記念公園で撮ってみた。
パンフォーカス固定焦点カメラなのでどの範囲までシャープに写ってくれるのか、
暗いところや眩しいところでISO感度レバーを操作して露出調整をしてみた。
フラッシュモードにすると絞り開放となるが、電池を抜くと巻上げできなくなるので、
ノンフラッシュで絞り開放を撮ろうとすると、発光部を黒テープで目隠しする必要がある。

なお、カメラのフィルムゲートにキズがあったので、フィルムの一部に擦り傷が入っています。