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SUPER FUJICA-6
2007. 2. 12
SUPER FUJICA-6
FUJINAR 75mm F3.5 (3群4枚)

シャッター: SEIKOSHA MX  M,F,Xシンクロ付
       B, 1, 2, 5, 10, 25, 50, 100, 250, 500
絞り: F3.5, 4 〜 22 ノンクリック
撮影距離: 4feet 〜 ∞、ヘリコイド式距離計連動
ファインダー: 逆ガリレオ式
巻上げ: セミオートマットノブ式巻上、自動巻止
      裏蓋開によりカウンター自動復元
フィルム: ブローニー判120フィルム、12枚撮り
画面サイズ: 6x6判

143W×110H×100D  690g
1955年4月発売 (セイコーシャ・ラピッド付)
1956年 (セイコーシャMX付)
発売時定価: 24,500円

スーパーフジカシックスは距離計連動6x6cm判スプリングカメラとしては小型で軽く操作性は大変良い。
その写りと操作性でこのスーパーフジカ6が一番優れていると言われる名機である。
距離計の二重像は見易く、ピント合わせは容易だが、ブライトフレームが無くて
視野率も低いのでフレーミングには少々慣れが必要と思われる。
フィルムの装填はスタートマーク式の自動巻き上げ、ノブの操作感は実にいい。
裏蓋を開けるとフィルムカウンターは自動的に0復帰し、12枚撮影後はフリーで巻き取れる。
二重露光防止機構もシャッター自動チャージもないが、1枚巻上げる毎にインジケーターが赤に変わり、
シャッターを切ると白になるのでシャッターを切ったかどうかはそれで確認できる。 赤窓はない。

 試写は既に春の陽気を感じさせる日和に誘われ京都嵐山と北野天満宮に行って撮ってみた。
入手時に蛇腹のボディ側根元からの光線引きがあったのとレンズ中玉にクモリがあったので、
その手当結果の確認を兼ねての試写であった。 裏蓋蝶番部のモルトも追加しておいた。
フィルムは期限切れ2年超のKODAK T-MAX 100を使ったが、結果はしっとり感は残しつつも
シャープネス、コントラストともに申し分ない結果が得られた。 特にシャープ感が抜群で、
シャキッと晴れ晴れとした画像が得られ、まさに評判どおりの名機であった。

 

1. 京都嵐山の渡月橋、桂川右岸上流側から撮影

 

2. 北野天満宮

 

3.ピントを手前から2基目の灯籠に置いてみた

 

4. 北野天満宮の伴社入口

 

5. 社殿横の金灯籠

 

6. これは最近の神社ではおなじみのものだが至近距離4feetで撮影

 

7. 白梅と石の臥牛像、一番有名なスポットを裏側から撮ってみた

 

8. 既に梅は見頃を迎え、まさに春爛漫の様相であった

 

SUPER FUJICA-6 / FUJINAR 75mm F3.5
   
KODAK T-MAX 100  ND-76 1:1 23℃ 7分

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