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MINETAR TELEPHOTO LENS
200mm F4.5 / 180mm F3.5
2006. 10. 15
MINETAR TELEPHOTO LENS

200mm F4.5
180mm F3.5

1960年代発売
みなと商会

みなと商会が発売した35mm一眼レフ用交換レンズで、プリセット絞りの普及型である。
発売当時は汎用交換レンズとしてコムラーなど数社から各種マウント向けに安価に供給されていた。
この当時の資料が乏しく、このレンズに関してはよく分からないが、1966年版のカメラ年鑑に
みなと商会のレンズがリストアップされており、この中に該当レンズが記載されていた。
コムラーではマウントを固定式としていたが、タムロン(泰成光学)とマイネタール(みなと商会)は
マウント交換式として生産、販売の効率を上げるように工夫されていた。
しかし、タムロンがTマウントとしてマウント交換方式を確立してユーザーに利便性をアピールしたのに対し、
マイネタールは対ユーザーアピールには消極的で、注文が来れば出すという方針であったようだ。
よって市中に交換マウントはほとんど出回っておらず、レンズに付けっぱなしのものが多い。
たまにマウントなしのを見つけるが、ネジ交換式だがTマウントとの互換性はないので泣きを見る。

この頃の交換レンズの定番は35mmと135mmで、ツウが100mmや85mm級を使うくらいだった。
200mm級は超望遠、28mmは超広角のジャンルと認識され、アドバンスユーザーのものとみられていた。
従ってこのクラスになると普及品と言えど結構高価で、一般にはなかなか手が出なかった。

試写は望遠レンズで遊べるところということで、伊丹空港に出かけて撮ってきた。
普及型とは言えテレフォトタイプで取り回しがよく、構成枚数が少ないこともあって
コントラストやシャープネスに関してはなかなか優秀、解像度もよくて結構な写りであった。
ただ、当時のレンズは全群繰出しヘリコイドなので最短撮影距離が遠く、少々使い勝手は悪い。

 

1. 200mm

 

2. 200mm

 

3. 200mm

 

4. 200mm

 

5. 180mm

 

6. 180mm

 

7. 180mm

 

8. 180mm

 

9. 180mm

 

 

10. 180mm

 

11. 180mm

 

12. 180mm

 

MINOLTA XD-S / MINETAR TELEPHOTO LENS 200mm F4.5 / 180mm F3.5
   
FUJIFILM NEOPAN 400 Professional   ND-76 1:1 23.5℃ 8分
   KonicaMinolta Centuria 400-SII

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