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PENTONA II
2006. 9. 30
PENTONA II
Meyer Trioplan 45mm F3.5 (3群3枚) コーテッド

シャッター: Priomat B, 1/30, 1/60, 1/125, Xシンクロ
絞り: 3.5 〜 22
撮影距離: 1m (3.5 ft) 〜 ∞、前玉回転,目測
ファインダー: 透視式
巻上げ: レバー巻上げ、二重露光防止付
フィルム: パトローネ入り35mmフィルム
画面サイズ: 24x36mm

124W×87H×67D  370g  (実測)
1964〜67年発売
発売時定価:
VEB PENTACON DRESDEN

東独ペンタコン、公社名をVEB PENTACON DRESDENとしていた1964-67年にかけて製造された。
スペックとしては普及品レベルで小型軽量カメラであるが作りはしっかりしている。
レンズは定評あるメイヤーのトリオプラン45mm F3.5、前玉回転の3枚玉でコーティングされている。
シャッター自体はエバーセットの簡単なものだが巧妙な仕掛けで二重露光防止が図られている。
シャッターボタンは右に付いているが巻き上げレバーは左側、東独カメラには左巻き上げのが結構多い。
フィルムは構えた姿勢で右から左へと巻上げられる。 巻戻しは底部のノブだが、薄くて回しにくい。

試写は地元の高槻市近所スジをちょっと散歩して撮ってみた。
写りは非常に繊細で細部まできちんと描写する。 前玉回転なのに遠近関係なく良く写る。
だからと言ってカリカリの硬い描写ではなく、実に印象的な雰囲気のある写りなのだ。

 

1. いつもの定番試写ポイント、家の近所のY字路

 

2. 家の前の高架下駐輪場、人造レザーシートの描写などなかなかのものである

 

3. 駐輪場のフェンスだが手前のポール(1m)にピントを合わせたつもり、、、少々ずれたかな?
若干糸巻き歪曲が見られるものの3枚玉のグルグルボケにはならず、ボケ味はなかなか良い

 

4. 高架下には児童公園もあるが最近の世相を反映して人はいない
と言うよりこの住宅地に子供はほとんどいないので高架橋のコンクリートはこのとおりの落書き

 

5. 児童公園にあるベンチ

 

6. 無限大にセットして遠景を撮っても細部まできちんと写し撮っている

 

7. これは路傍の彼岸花を撮ったのだが、、、背景に融け込んでしまったなぁ

 

8. 京都大学実験農場の旧講堂
カリカリではないがシャープ感ある描写で細部まで良く写し撮っている

 

JFC会諸先輩のレポート   kanさんは こちら

 

PENTONA II / Meyer Trioplan 45mm F3.5
   
FUJIFILM NEOPAN SS   ND-76 1:1 23.5℃ 7分

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