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Lomography fisheye camera
2006. 6. 3
Lomography fisheye camera

左右画角 170°円形魚眼

35mmフィルム使用
シャッター: 単速
絞: なし
距離調節: 固定焦点

ストロボ内蔵: 単3電池1本
   電池なしでも撮影可能(ストロボ発光しないだけ)

発売年月 不明
発売時価格 5,980円 (実勢価格)

おもしろカメラをリリースしているロモグラフィ社から発売されたフィッシュアイカメラである。
同社はオーストリア、ウィーンに本拠があるが、製品は全外注の模様で、最近は中国製が多い。
このカメラもパッケージにはMade in Chinaと書かれている。
いわゆる仕様というものはほとんど記載されておらず、「とにかく使って」という姿勢は貫かれている。
以下に説明書の内容の一部を抜粋しておくので、ご参考に・・・

・驚愕の広角レンズ(170°)はあなた自身も予想しない最大視覚を写真へとキャプチャーする
・フィルムは白黒、カラーともASA400のネガフィルムを推奨します
・明るすぎるところではASA100または200のフィルムを使って露出過度を防げます
・カメラのビューファインダーは役に立ちませんので余りお薦めしません。ファインダーに頼らず撮影することが重要です
・撮影は巻上げてシャッターボタンを押すだけです。暗いところではフラッシュのスイッチを入れて撮ります    etc.

とにかく撮ってみないことには話は始まらんワイ、と400のネガカラーを詰めて自宅の近所で試写してみました。
撮影後のネガの状態は上のコンタクトのとおりで、円形魚眼の短辺がちょいとかけている。
てかりのあるプラ製レンズ前枠が外光で光り、何か土管から外界をを覗いているみたいでありました。
映像のコントラストも弱く、そうメリハリのある画質とは言えない。
あくまでも見かけのおもしろさで盛り上がりを見せるおもしろカメラであろう。
それにしてもファインダーがフツーの素通しなのは、、、解せんなぁ・・・

 

パンフォーカスの魚眼(超広角)レンズなので、近景の寄りがどこまで使えるかが重要な問題となる。
そこで先ずどこから実用になるかをテストしてみることにした。


試写の場所はいつもの京大農場、この花壇のつつじに寄ってみる


まずはフィルム面から正面の花まで1m、余裕だが迫力が・・・


フィルム面から50cmに寄ってみるが、迫力はイマイチ


フィルム面から30cmに寄ると、なかなかいい感じになってきたが深度はギリギリかな


フィルム面から20cmまで寄ると、一番手前の花はフォーカスアウトしてしまった


フィルム面から10cmに寄る、これくらいが一番面白いが完全にフォーカスアウト(泣)

結局一番面白いと思えるレンズがくっつくくらいの距離が使えない、、、、何とも残念

 

京大農場の落ち着いた佇まいが結構いい感じに撮れている

 

踏切での電車待ち、もうちょいと寄らんと画面が散漫になりますね

 

自宅横の幅1m弱の隙間と道路、極端な魚眼効果がないのでなかなか楽しい画になった

 

こちらは自宅の勝手口、生垣のツツジであるが画面がゴチャゴチャしていると面白い写真になる

 

これは自宅の玄関横、このように真上から撮るアングルは結構面白いかもしれない

 

Lomography fisheye camera / 170°魚眼レンズ
   
KONICAMINOLTA CENTURIA 400-SII

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