ローライブランドで駒村商会から発売されたコンパクトカメラである。
レンズにはRollei Germanyと書かれているが、ボディのどこにも生産国が書いてない。
第三国のOEM品だと思うのだが・・・ フィルムを装填するとプリワインドされる。
撮影は今年で最後の菊人形展が開催されているひらかたパークと枚方公園駅周辺で行った。
プラボディで軽いが仕上が良いので安っぽい感じは受けない。 操作感もメリハリがあっていい。
28mm広角単レンズなので歪み感もなくしっかりした描写だが、周辺部は絞り込まれた状態でも崩れて、
いわゆるグルグル状態になってしまう。露光設定はかなりオーバー目で、1〜2段濃いネガになる。
今回はラッキーフィルムを使ったが、とても濃いネガになり、ラッキーらしさが出なかった。
HFTコーティングにしては逆光時のフレアが目立ち、順光硬調、逆光フレアがはっきりしている。
これでこの値段なら、いかにローライブランドでも売れなかったんだろうと思う。