Minolta Six
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Minolta Six Coronar Anastigmat 80mm F5.6 (5.6, 6.3, 9, 12.5, 18, 25) 前玉回転式目測距離合わせ、１ｍ以下〜∞ CROWN B Shutter (EverSet) (T, B, 1/25, 1/50, 1/100, 1/150) ブローニー（１２０）赤窓確認巻止、１２枚撮り 135W×95H×50D（格納時） 100D（撮影時） 1935年発売 |
このカメラはミノルタから１９３５年に供給されたもので、この試写から７０年前のことになる。
ベークライトボディに四角のソリッド蛇腹をつけ、格納時にはぺったんこに沈胴する。
内面反射対策はマットブラック塗装の金属板をフィンのように蛇腹箱の後ろにつけて対策しているが、別珍や起毛布のような反射防止対策はしていない。 また、ツルツルのベークのはめ込みのみで沈胴させるようになっており、特段の漏光対策はしていない。 撮影結果では内面反射や漏光は全くなかった。 箱根細工のような高度の嵌合技術を使っているようで、当時の職人技術水準の高さが覗える。 レンズもノンコートながら絶妙の描写をする。
ベークライトボディに四角のソリッド蛇腹をつけ、格納時にはぺったんこに沈胴する。
内面反射対策はマットブラック塗装の金属板をフィンのように蛇腹箱の後ろにつけて対策しているが、別珍や起毛布のような反射防止対策はしていない。 また、ツルツルのベークのはめ込みのみで沈胴させるようになっており、特段の漏光対策はしていない。 撮影結果では内面反射や漏光は全くなかった。 箱根細工のような高度の嵌合技術を使っているようで、当時の職人技術水準の高さが覗える。 レンズもノンコートながら絶妙の描写をする。
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このカメラはジャンク保証なしのものを入手したが、年数を経ている割にはきれいであった。
接眼部のアイピースが欠品となっているほかには欠品なく、パーツは揃っている。
以前にいじって組み付けに失敗したような感じであったのと、レンズが曇っていたのとでレストアすることにし、
一度バラして清掃してから再組み立てをした。 レンズも洗ったらとてもキレイになった。
試写は自宅の近傍、京都大学演習農場で、レストア結果確認のため手短に行った。
ファインダーアイピースが欠落していたのでフレーミングは当てずっぽうになったが、ほぼ狙いどおりに撮れた。
距離目盛りも正確であった。 描写は繊細だけど力強くとても印象深いもので、存在感の際だつものであった。
１． 1/50s f18 20m
２． 1/50s f18 5m
３． 1/50s f12.5 1m
４． 1/50s f12.5 2m
５． 1/50s f9 10m
６． 1/50s f9 7m
７． 1/50s f18 ∞
８． 1/50s f6.3 2m
2005. 9. 23
Minolta Ｓｉｘ
Coronar Anastigmat 80mm F5.6
AGFA APX100 ND-76 １：１ ２２℃ 8.5分
