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Hongmei-5 (紅梅5)
Hongmei-5 (紅梅5)
CHANG ZHAO HONGMEI LENS 75mm F4.5  3群3枚

シャッター: メカニカル B, 1/10 〜 1/200秒
絞り:    F4.5, 5.6 〜 22
最短撮影距離: 1.3m
使用フィルム: ブローニー(120)
赤窓確認巻上、6x6、6x4.5兼用

W×H×D  g
年発売
発売時定価: 円

このカメラの素性はよく分からない。 中国製であるのは確かだが・・・
Hongmei銘でスプリングカメラやコンパクト35mmカメラも出ており、赤い梅花マークが付いている。
仕事で中国にいた方が安かったので現地で何台か購入し、帰国時に持ち帰ったのだが使うこともないので手放したといういわれのあるカメラである。 海鴎の二眼とスプリング各1台と併せ、3台まとめて譲っていただいた。
筐体はブラスチック、塩ビのような素材でできており軽量である。
レンズ座板や構造部は金属でできているので、強度や精度に不安はない。
フィルム室に畳み込まれた仕切り板をくるりと回すとセミ判フレームが出てきて16枚撮りになる。
ファインダーにはフレンネルレンズが入っていて明るいが、目が粗くてピントはつかめない。 焦点調節用に中央部に斜めスプリットイメージが組み込まれているが、くさび角度がきついのか黒転していて用をなさない。 フレンネルとの間のドーナツ状のマット面も生地が粗くてピントの山がつかめない。 要するにピントグラスのみでのピント合わせは至難の業なので、まず目測でおおよその距離をセットしてピントグラスでピントを決める。 そしてもう一度距離ゲージを確認して距離がOKと見たら撮影することになる。
シャッターも一般構造と違っていてゼンマイ仕掛けのようになっており、チャージレバーは結構重い。 シャッターを切ると、おもちゃのゼンマイを一気に巻き戻したような音でシャッターが切れてびっくりさせられる。

 撮影は大阪の中之島界隈で行ったが、おもちゃのようなこのカメラで撮ったとは思えないほど骨太でしっかりした写真が得られた。 なかなか侮れない機材である。

1. 大川を行く砂利運搬船
2.  中之島通は散策路として整備されてきている、後方は建てかえが迫るダイビル
3.  ダイビル1階にある商店街、モノクロにセピア着色
4.  ダイビル正面入り口にある吹き抜けのエレベーターホール (カラー)
5.  ダイビル1階の喫茶店 (カラー)
6. 雨上がりの路上に止めてあったバイク
2005. 9. 17

Hongmei-5 / HONGMEI LENS 75mm F4.5
AGFA APX 100  ND-76 1:1 23度 8分
FUJICOLOR 100 Super G

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