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Welmy 6x6 (Welmy Six Medel-E )
Welmy 6x6
Welmy Terionar 75mm F3.5
B, 1, 2, 5, 10, 25, 50, 100, 200
F: 3.5, 4, 5.6, 8, 11, 16, 22
m: 1 〜 10, ∞
1951〜2年頃発売
大成光機の普及版6×6判スプリングカメラで、一見して距離計連動機に見えるが距離計は付いていない。
二つの窓は向かって右が透視式(アイレベル)で、向かって左が反射式(ウェストレベル・天地左右逆像)である。
シャッター、絞り、距離は全てマニュアル操作でセットする。 勿論二重露光防止機能などはない。
距離目盛りはメートルで刻んである。 フィルム送りは赤窓式である。

Welmy 6にはW・E・L・M・Yの順でモデル名がつけられているが、Lまできたところで終わってしまった。
WとEはほぼ同一モデルで、外観は酷似している。いずれもレンズはTerionar 75mm F3.5であるが、初代Wの刻印がNari-ko、E以降はWelmyの冠がついている。 また初代Wはレンズ前枠が黒でE以降は白である。 トップカバーの刻印も初代はWelmy Six、E以降はWelmy 6x6になっている。 ・・・輸出用のfeet目盛りがSix、国内用のmeter目盛りが6x6という説もあり、はっきりしない。 Eの後期になるとファインダー対物窓が角形になったり、コダック式のシンクロソケットがついたりする。 Lでは反射式ファインダーが省略されている。
例によって過渡期の製品やロットによるバリエーションがあるので、機種特定はムズカシイ。
この個体はレンズ前枠が黒で改造シンクロである以外は初期Eの特徴を持っているのでとりあえずModel-Eとした。

撮影地は和歌山県粉河町の粉河寺、西国三十三箇所観音霊場第三番札所の名刹である。
宗派は粉河観音宗総本山で、
本尊は千手千眼観音菩薩、宝亀元年( 770年 )創建と伝わっている.。
1585年(天正13年)の豊臣秀吉の紀州根来寺攻めにより全山焼失したので、江戸時代の再建が多い。

このレンズ、周辺部が流れ、絞っても改善されない。 中心部はまあまあだが、ピントの山ははっきりしない。
この日が雨天であったせいもあるが、画面のメリハリももう一つであった。

2005. 5. 1

Welmy 6x6
Welmy Terionar 75mm F3.5
AGFA APX 100   ND-76 1:1 23度 7分

JFC会員による作例 

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JFC会和歌山オフ

今回のJFC会のオフは以下のコースで実施された。
・南海電車難波駅から電車で橋本へ、そこでJRに乗り換えて粉河駅へ。
・粉河寺をぶらぶら散策。 ここで雨が降り出す。
  Welmy Six で試写、EXAKTA VAREX IIb + Xenon 50mm F1.9 で試写。
  OLYMPUS TRIP AF31 (LUCKY SHD 100) で試写
・昼食後粉河駅に戻りJRで和歌山経由和歌山市駅へ、雨は本降りになる。
・和歌山市駅前でお茶をして、バスで和歌山マリナシティへ移動。
  Konica Revio Z2 GREEN で試写
・マリナシティ内の黒潮市場をぶらぶら。
  Konica 現場監督DD で試写
・マリナシティからバスで和歌山市駅に戻り、南海サザン号で難波に戻る。
・難波で反省会後解散。 雨は遂に止まず。 お疲れさまでした。 m(__)m

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