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全自動4レンズカメラ と フレーム付カメラ

”写り”がひと味違うカメラの実力

★ トロイマー 35mm全自動4レンズカメラ
4眼カメラはいくつかあるが、このカメラは”全自動”を謳い、単3電池を2本使っていろんな制御が楽しめる。 基本的な構造は、35mmフルサイズを4分割して4コマの写真を得るわけだが、(1)4連写(3速あり) (2)4コマ4種 (3)4コマ2種 (4)4コマ1種(同時)のバリエーションで撮れる。 どのモードでも4コマ撮り終えるとモーターでフィルムが撒き上がる。 ストロボも使える。
ということで、その高級感?を試してみた。
Daiso Color Film ISO 100 (AGFA 100)
連写モードで走る電車の車窓から撮ってみた。 シャッターの切れる順序は1・2・3・4の順であり、そのタイムラグがよく分かる。 シャッターが切れる間隔は、0.416秒・0.556秒・0.775秒の3種から選べる。
4コマ2種撮りは、1回目のシャッターで1・2の2コマが同時に撮れる。 この段階ではフィルムは巻き上がらず、2回目のシャッターで3・4の2コマが同時に撮れ、そこでフィルムが撒き上がる。 肝心の画質は、まぁ、こんなモンでしょうか。 スチール写真としては不満が残るものである。
4コマ4種撮り、すなわち全コマ別ショットで撮ると、こうなる。 4回シャッターが切れてからフィルムがやっと巻き上がる。
★ サンリオ フレーム付カメラ
スペックとしては典型的なトイカメラであるが、サンリオのPOCHACCOというキャラクターのフレームをフィルムに一緒に写し込み、プリクラ風のプリントを得るようになっている。 一応フレーム無しの写真も撮れ、その際には「並」のトイカメラとなる。
Konica CENTURIA 100
撮った結果は、見てのとおり、かなり苦しい。 見た目素通しの平面とはいえフレームをプリントしたプラ板を通して撮るので、解像度、コントラストともかなり落ちる。 元もとプラ単レンズのトイカメラだけに、これは致命的な撮影結果となる。 初期の携帯電話についていたカメラとどっこいどっこいですね。
2003. 8. 3  万博記念公園にて
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