Retun to HOME PAGE Retun to PHOTO HOME BACK NEXT
HOLOGON 16mmで試写

CONTAX G1 + HOLOGON T* 16mm F8

このレンズはとにかくすごい。 パースペクティブは超々広角らしさを見せるが、ディストーションはまるで見えない。 直線が直線に写るのがこんなにいいことか。 大きいビー玉と小さいビー玉を組みあわせたような不思議なレンズが見せる壮絶な世界に圧倒される。 つとに有名な”周辺光量落ち”は喧伝されるように見苦しいとは思えない。 逆に好ましいと感じる。 だからグラデフィルターはこの写真では使っていない。 もう一つの”味”として使えばいいのではないかと思う。
この写真は0.6mの置きピンで手前に人が入ってくるのを待っていて写したもので、右下のおばちゃんは実際には体が触れるくらいの距離である。 これくらいになると、さすがに後方の門はフォーカスアウトしている。 ピント固定のパンフォーカス仕様レンズでないことが嬉しい。

( Fuji TREBI 100c )

このレンズはモノクロで撮ると面白そうだな、と久しぶりにモノクロにチャレンジしてみた。 実にいい味が出る。 これからモノクロ撮影が増えそうである。

直射光こそ入っていないものの完全逆光という条件で、しかもこの写真にはグラデフィルターを使っているが、フレアが画面右上に少しあるだけのコントラストのあるおいしい写真が撮れた。
超広角らしい絵であるが、歪み感はまるでない。

それにしても、このフィルムはカラー現像処理なのでDP屋のミニラボで処理してもらったが、ネガに擦り傷がついてるは、処理薬品残りでムラムラに汚れてるはで、洗浄とレタッチに小一時間掛かった。
特にモノクロでは致命的なので、くれぐれもフィルムは大切に扱って欲しいものだ。

( ILFORD XP2 Super400 )

同じ場所を DISTAGON 25mm で撮れば
2002.2.11  京都・北野天満宮

inserted by FC2 system